以前担当させていただいた、H様についてのお話です。
調理師の40歳代女性の方です。
お仕事中は職場で配布されたスリッパを着用していたとのことですが、お仕事を続けるうちに右足裏の小趾(小指)の付け根に魚の目ができるようになってしまいました。
痛みが強いためご自身で削ったり、皮膚科に通ってケアしてもらうもすぐに再発してしまうとのことでした。
早速足の測定をし、まずはお仕事中に着用されていた靴がご自身の理想の靴サイズよりだいぶ大きいことがわかりました。理想のサイズをお伝えし、ご自身の足に合った靴を購入していただきました。また、靴の履き方の指導も実施しました。
更に、フットプリント(足形)を見ると、特に右の小趾(小指)が浮指という状態であり、右の小指が歩くときに使えていないこともわかりました。
早速右の小指が使えるように足底を刺激する配置にインソールを作成し、3か月間使用していただいたところ、その間に痛みが減り、魚の目がなくなったとのことで大変喜ばれていました。