多動気味な男の子。足首の不安定さが心配で…
そんな心配をかかえるママがお子様A君(6歳)を連れてコフタにやってきました。
・足首がフラフラしていていつも不安定な感じ
・扁平足?
・すぐに疲れるので、もう6歳なのにお出かけの時は抱っこが必須ですごく大変
・夜中にふくらはぎが痛くて目覚めて大泣きすることも
・多動気味で「待って~!落ち着いて!」がママの口癖
深谷市の教育機関よりご紹介を受けてのご来店でした。
とにかくママは目が離せず大変そう!
少しでも不安が楽になればと全身の評価と靴選び指導、BCASインソールを作製させていただきました。
1ヵ月後:そういえば最近「待って!落ち着いて!」と言わなくなりました!
A君は何かとすぐに走り出してしまって危ないので、「待って~!落ち着いて!」が口癖だったママ。
足元が安定したためか、以下のような変化があったそうです。
この時、たった1ヵ月で足に大きな変化が起きていました!
さすが元気な男の子、大人以上に改善スピードが速くてびっくり!
なんとたったの1ヵ月で、全くなかった足裏のアーチが改善していたんです。
お母さまのご希望もあり、今後学校で使用する予定の内履きにもBCASインソールを作製しました。
2021年に発表された最新の研究でも、7歳児童において扁平足かどうかが踵の運動制御能力(簡単に言うと、踵を安定させて全身をバランス良く使える能力)の改善と相関があることがわかっています。
Along with the improved performance in one-leg balance, the unidirectional transition from flatfoot to non-flatfoot is associated with improvement in motor control of the ankle.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34737119/
また、2023年の研究では、アーチサポート(いわゆるインソールのこと)が足関節(踵の動き)を安定させ、距骨と距舟関節の動き(足先の動き)を改善させることがわかっています。
The results indicated that the arch support decreased the ankle motion and increased the subtalar and talonavicular joint motions.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36710213/
※どちらの論文も信頼性の高いPubMedより引用しています。
2ヵ月後:「深谷から池袋まで電車で遊びに行き、一度も抱っこしませんでした!」
お母さまより「昨日家族で(深谷市から)東京のポケモンセンター(池袋)まで電車で行きましたが、一度も抱っこしなかったんです!いつもならすぐに疲れてしまって夫がずっと抱っこしなくちゃいけないのに。子供が疲れにくくなっていてびっくりしました。」との言葉を頂きました。
これまで1日中のお出かけの時は途中で疲れてパパがずっと抱っこしていたそうです。(大変!6歳児ってだいたい20kg以上あるんですよ!)
親子で大好きなポケモン。みんなで深谷から池袋まで電車でお出かけしたそうですが、一度も抱っこせず歩いて帰ってこれたとのこと♪
A君「僕、いま走るのだーいすき!」
とっても嬉しい言葉でした♡
これからますます全身成長していく時期なので、まだまだ成長が期待できそうですね♪
余談
1ヵ月ごとにお会いするたびに変化が著しかったA君。
今回足のことだけ載せましたが…
と、心身の変化もみられました。
個人的見解では、足元の安定性は脳へ安定を伝える働きがあるので、余計な負荷が減る分脳血流が改善しやすいのではないか?と予想しています。